検査について

当院の乳がん検診は、問診、乳房X線検査(マンモグラフィ)、超音波検査(エコー)が基本です。
一次検診で異常がある場合は、精密検査でより詳しく調べます。

乳がん検診の流れ

STEP
問診票の記入

受付にて問診票に記入していただきます。
(患者様によっては超音波検査のみの方や細胞診をする方もいらっしゃいます)

STEP
診察

診察及び超音波検査、乳房X線検査(マンモグラフィ)を行います。

STEP
説明

検査結果の説明を行います。⇒検査結果でしこり等異常が見られた場合には組織検査
(しこり等の異常な部分を含む組織を取り出す検査)まで行う場合があります。

検診の種類によっては省かれるものもあります。

マンモグラフィ(乳房X線検査)

乳房X線検査(マンモグラフィ)は、乳がんを早期発見するための非常に重要な乳房専用のレントゲン検査です。
乳房をプラスチックの板で挟んで平たく伸ばし、少量のX線(放射線)を使って撮影します。

【最大の特徴】

  • しこりの発見: もちろん、ある程度の大きさのしこり(腫瘤)も見つけることができます。
  • 「石灰化」の発見に強い: 触ってもわからないような、ごく初期の乳がん(非浸潤がん)のサインである「微細石灰化(白い砂のような影)」を見つけるのが得意です。
大山クリニック マンモグラフィ
大山クリニック マンモグラフィ

【検査の具体的な流れ】
所要時間は全体で10〜15分程度ですが、実際に撮影している(挟んでいる)時間は数秒〜十数秒です。

  1. 更衣: 上半身の衣服(下着も含む)をすべて脱ぎ、検査着に着替えます。
  2. ポジショニング: 技師(女性が多いですが、施設によります)が乳房を撮影台に乗せます。
  3. 圧迫(ここが重要): 透明なプラスチックの板で、乳房を挟んで薄く引き伸ばします。
  4. 撮影:通常、片方の胸につき2方向(上下から挟む・斜め横から挟む)から撮影します。左右合わせて計4枚撮ることが一般的です。撮影の瞬間は息を止めます。
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超音波検査(エコー)

超音波検査(エコー)は、超音波を乳房に当てて、乳房内部の状態を画像で確認するための、非侵襲的な(体を傷つけない)検査方法です。

超音波検査は、主にしこり(腫瘤)の有無や性状を調べるのに優れています。

  • しこりの有無、大きさ、形、境界の性状
  • しこりが「良性」か「悪性」かの推測(形や硬さ、血流などから判断)
  • 嚢胞(のうほう)(水が溜まった袋)や乳腺症などの良性病変
  • わきの下(腋窩)など周囲のリンパ節への転移の有無(最新の装置の場合、しこりの硬さや血流も評価できます)
大山クリニック エコー
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特に、乳腺が発達している若い世代や、乳腺の密度が高い**高濃度乳房(デンスブレスト)**の方では、マンモグラフィよりも病変を見つけやすいという利点があります。

骨密度測定

乳がん検診と同時に行われる骨密度検査は、主に骨粗鬆症(こつそしょうしょう)の予防や早期発見を目的としています。

乳がん検診で骨密度検査を行う目的
乳がんの検診と合わせて骨密度検査が推奨される主な理由は、女性ホルモン(エストロゲン)の減少と、乳がんの治療が骨密度に与える影響を考慮するためです。

  • エストロゲンの影響: 女性は閉経を迎える50歳前後から、骨の健康を保つ働きがあるエストロゲンの分泌が急激に減少し、骨密度が低下しやすくなります。この時期は乳がん検診の対象年齢と重なるため、同時に骨の健康状態を確認することが推奨されます。
  • 乳がん治療の影響
    • 乳がんの治療法には、ホルモン療法や化学療法など、骨密度を低下させる可能性のある治療が含まれることがあります。
    • 特に、乳がんの再発予防のために行われるホルモン療法(閉経後の患者さんに対するアロマターゼ阻害薬など)は、骨密度に影響を与えることが知られています。
    • 治療開始前や治療中に骨密度を定期的に測定することで、骨粗鬆症を予防したり、早期に発見して適切な対策(薬物療法など)を講じることができます。
大山クリニック
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骨密度検査の結果を把握することは、ご自身の骨の健康状態を知り、骨折などのリスクから身を守るために、食事や運動などの生活習慣改善、または必要に応じて治療につなげる上で非常に重要です。

大山クリニック

〒890-0053 鹿児島市中央町25-9
TEL:099-252-0080

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土曜日の午後と日祝日は休診となります。
駐車場:16台(駐車場無料)当院となり